harebiyoriのブログ

心のおもむくまま その時の感情を吐露したい

君に焦がれて

同じ想いを重ね合わせ

ひとつの心になる

君の温もりは

僕の体を

抱き締めて 抱き締めて

心の中まで抱き締めて離さない


嫌がる素振りに

苦笑いして

わざと少し乱暴に

唇を求めてくる君

押し入って来る舌は

飛び切り柔らかい


頰に生暖か雫

止めどなく溢れ出す

それは……幸せの証


「温かいな お前の涙は俺を幸せにするんだよ…


その囁きは優しく強く僕を包み込む


「明けるまでお前が欲しい……」


その指は その舌は 喘ぎを求め

僕のすべてを甘く攻めたてる

愛欲に絡め捕られた君のそれは


震える蕾に迎え入れられる


そこは熱く 熱く 疼きながらも


それを捉え離さない



ああ ああ


君と


ああ ああ


僕と


同じ想いのなか


体は溶け合い


ひとつになる


あああ


もう 何もいらない


君と


共にもがき


共に生きる


ただそれだけでいい

聞いて欲しい

ごめんね

君に辛い思いさせてしまって

ごめんね

確かに想い出はしまってあるよ

それはあいつと俺の生きた時は

消せないから


愛しているよ

君のすべてを

その精悍な顔立ちは

見てるだけで幸せになるんだ


愛しているよ

君と俺が呼吸を乱し

熱を貪り合い堕ちていく時を


俺はね

君が触れる全てを感じていたい


出来ることなら

この胸を切り開いて

俺の心を見て欲しな

きっと君は驚くよ


だって

俺の心の中は

君の事で溢れているんだ


あいつの事は消せない


でも思い出すことはないんだよ


何故?


君はいつだって

俺を抱き締め

触れていてくれる


君の言葉が宝物だ

「お前は俺の最初で最後の恋人だ」


ごめんね 

最初はあげること出来なかったけど


君は俺の最後の恋人


いつだって一緒に

何処までも一緒に


生きてく道を君と共に


愛しているよ


俺は君の目の前にいるんだ


強く抱き締めて

鼓動を感じて欲しい


君をこんなに求めている

秒も我慢出来ないんだ


抱いて……

戻って来いよ

好きだ

お前が

好きだ

この想いは誰にも負けない

好きだ

お前が

好きだ

初めて人を想い

ただひとりの人になった


甘く

柔らかな唇に

戸惑う


膨らみのない胸の尖端は

普段とは違う表情を見せてくれる

俺が触れるだけで


小さく小さく喘ぎ

俺を見つめる瞳から

ツーと零れ落ちる雫


何を想い

何に涙する


体は俺を受け入れ

艶やかな色香を放つのに


お前は誰に抱かれている

お前は誰を感じているんだ


何時になったら

何処まで行ったら

俺の胸が恋しく為るんだ


「愛してる 愛してる」

お前は俺の熱を飲み込み

うわごとのように叫ぶ


求め合い

ひとつになれば為るほどに


離れて行くように感じてしまう


お前は俺だけを見ているのか?


お前の心がみたい

お前の言葉が欲しい


あああ


上書きしたい

お前の心に残るあいつのすべてを

上書きしたいんだ


何もかも

想い出も


違う!

あいつの記憶すべてを!


あああ

好きなんだ


俺は

消えない

俺は

逃げない

俺は

お前だけを愛している


なあ…

なあ…

そろそろ

隣を見てくれ


どんな時だって

お前が腕を伸ばせば

その腕は必ず俺が摑む


戻って来いよ……