harebiyoriのブログ

心のおもむくまま その時の感情を吐露したい

残り香

何もないただ寝るだけの部屋だった

あの日あなたを抱きしめるまでは


初めて俺の想いをぶつけあなたに触れ

少し震えるあなたへ優しく口づけを落とす


戸惑いながらも

俺の口づけに答えてくれたあなたが

愛おしくて愛おしくて


俺の熱量は自身の歯止めをいともたやすく

溶かしあなたを求め続けた



俺は他の誰とも違うんだ

あなたへの想いは

他の誰より深く強く優しいんだよ

知ってほしい 

解ってほしい


あなたが残して行った残り香を求め

この部屋に帰る日々


逢いたい


愛したい


傍にいたい